「や」から始まる都々逸
・山のあけびは 何見てひらく 下の松茸 見てひらく
「ゆ」から始まる都々逸
・昨夜(ゆうべ)玉子を つぶした報い きみをかえせと 鶏がなく
・ゆうべしたのが 今朝まで痛い 二度とするまい 箱枕
・雪がつもれば 思ひもつもる きみの足跡 待つほどに
・雪をかぶって 寝ている竹を 来ては雀が ゆりおこす
・雪の化粧は さらりとやめて 素肌自慢の 夏の富士
・夢で戸叩く うつつで開ける そこで狐が コンと鳴く
「よ」から始まる都々逸
・横に寝かせて 枕をさせて 指で楽しむ 琴の糸
・よその夢見る 浮気な主に 貸してくやしい 膝まくら
・洋服姿が ズボンとはまり 袖ないお前で 苦労する
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