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川柳コンクール情報

「遺言川柳コンテスト」の紹介 60代、70代が応募のボリュームゾーン 日本財団 遺贈寄付サポートセンター、三菱UFJ信託銀行それぞれが主催

2020年12月8日火曜日

川柳 川柳コンクール

t f B! P L
遺言に関する川柳コンテストを2種類紹介します。

ゆいごん川柳

日本財団 遺贈寄付サポートセンターが主催する遺言に関する川柳コンテストです。第1回目~第4回目までの応募総数は42,957点。第5回目の2020年度は“ありがとうの気持ち”をテーマにした川柳が対象でした。

<応募期間>
例年10月~11月

<結果発表>
1月5日・遺言の日

<賞品>
大賞:100,000円(1作品)/入賞:30,000円(3作品)/佳作:10,000円(6作品)

詳細は公式HPをご確認ください。

過去の受賞作品

第1回目~第4回目までの受賞作品を公式HPで読むことが出来ます。

遺言川柳

三菱UFJ信託銀行が主催する遺言に関する川柳コンテストです。平成15~17年に行われていました。

過去の受賞作品

<第1回目>
平成15年3月31日~6月10日
応募者数:11,965 人、応募作品数:50,339 作品

<第2回目>
平成16年4月26日~6月30日
応募作品数:62,397作品
第2回目の告知と第1回目の受賞作発表(PDFが開きます)
https://www.tr.mufg.jp/ippan/release/pdf_utb/040420.pdf

<第3回目>
平成17年5月23日~7月22日
応募者数:14,376名、応募作品数:58,496作品
第3回目の告知と第3回目の受賞作発表(PDFが開きます)
https://www.bk.mufg.jp/news/news2005u/pdf/20050518.pdf

公式HPで3回分の「応募結果の分析」を読むことが出来ます。

「応募結果の分析」をみたところ、10代から80代まで幅広い年齢層からの応募がありますが、やはり60代、70代の応募が突出して多いです。

また、「応募作品のなかで使用頻度の高い用語」もまとめられており、川柳を作る際の参考になりそうですので、おすすめです。

なお、「応募作品のなかで使用頻度の高い用語」の1位は「父・親父・おとうさん」、2位は「子・息子・娘」。3位にやっと「金・銭・錢」と直接的なお金に関する語句が出てきます。そして「母・おふくろ・おかあさん」は6位。父と比べて母という語句の使用頻度は低いようです。「無・無し」「借金・ローン」「戦争・争い」などが比較的上位に入っており、遺言や遺産で苦しむ人が多いのか、苦しみを川柳にした方が面白くなるのか、気になる所です。

遺言川柳のまとめ本

幻冬舎発行の「遺言川柳」は三菱UFJ信託銀行が主催する遺言川柳のものです。応募された中から幻冬舎編集部が選んだ川柳が掲載されています。

各川柳に対する解説などはなく、全ページ、川柳+ペンネームの掲載です。受賞作以外も載っているので、たくさん遺言川柳を読んでみたい方におすすめです。

私が好きな一句はコレ「酔ってまた 遺言の中身 しゃべる父」。

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